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経営不振の居酒屋で働いていた時の話【後編】

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どうも、モげをです。


居酒屋の仕組みや儲け方については前回お話したので、いよいよ本題である僕が働いていた頃のお話をしていきましょう。なぜお客さんが来ないのに潰れなかったのか。今でも不思議ではあります。

雇われ店長が1人のみと安い賃金

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まずは前回の続きになりますので、まだご覧になっていない方は前編からご覧ください(^^)



www.mogeburo.com



僕が働いていたお店は個人経営ではなく軽いチェーン店でした。そのため、店主といっても雇われ店長。またこの店長がお店の事を何も考えていない人でした・・・笑



学生の僕も何にも考えていないので、逆にそっちの方が有難かったですがね。売上を上げるのに必死になったり、妙な残業をアルバイトにもさせたりということも全くなかったのでアルバイト側からするとブラック企業ではありませんでした。




ただですね・・・驚くべき賃金の安さ。まさかの時給700円です。都心部に住んでいる人は考えられないのではないでしょうか?九州とは言えど、そこまで物価が高くないので賃金はこんなものですね。パチンコ屋とか、中心街の居酒屋だと時給1000円クラスはありましたが結構厳しかったです。



とはいえ、18時~25時くらいで働いて日当5000円くらい貰えるわけです。





ん~あれ・・・



安すぎですね。笑




という感じで、月に20日行かないくらいシフトに入り、お給料を7.8万円もらっていたことは覚えています。

それを踏まえた固定費

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そこまでお客さんも多くなかったため、雇われ店長+厨房+焼き場+ホールの4人シフトがメインでした。金土や、予約が入っている時はこれにもう1人追加する形でしたね。



店長からこっそり聞いていた手取りは確か14万円くらい・・・これも激安ですね。笑 となると総支給額としては18万円くらいでしょうか。そこにアルバイト代、1日に15000円~20000円。お客さんが全く来ないときは20時に早上がりなども結構あったので、平均すると15000円でしょう。






となると、人件費は月に18万円+45万円で63万円かかっていたということになります。そして光熱費はよくわからないので、まあ前回の例題通りで1日5000円としましょうか。光熱費だけで月15万円ということにしておきましょう。




最後に家賃ですが、おそらくオーナーの持っている土地と物件でないか・・・とのことでした。雇われ店長とはいえ、そこまで内部事情に詳しくなかったのかそこだけは全くの謎。じゃないとバカ高い家賃なんて払っていたらまず間違いなく潰れています。





これらを合計すると、



・1か月の人件費63万円

・1か月の光熱費15万円

・1か月の家賃0円



合計して78万円。その他備品や、ちょっとした支払いもあるとしてキリの良い80万円にしておきましょう。笑

肝心の売り上げやお客さんの入りは?

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ぶっちゃけていうと、キャパに対して圧倒的お客さんが少なかったです。


4人テーブル×12席=48名

2階が宴会場=約50名


フル満員で、このくらいです。

ただし2階は本当に宴会が入らない限りは開けないスタンスでしたね。ですので実質満席だと12組くらい入れるということになります。



ただやはり1日平均して10組来て良い方でした。少ない時には2.3組しか来ない日もあったりと結構ヤバかったのではないでしょうか?ヒマだったのでバイト側からすると楽でしたが・・・笑




ここから考えるに、1日の平均売り上げは5万円だったのではないか。そうすると1か月の売り上げは150万円となりました。



・1か月の売上 150万円

・1か月の粗利(70%) 105万円

・1か月の固定費 80万円

・1か月の純利 25万円



あれ・・・控えめに計算しても利益になってる。やはり家賃がない前提だとこれでもOKなのでしょうかね。まあ、土地所有してて固定資産や税金の問題を考えるとこのような経営も悪くはないという考えもできます。

謎のオーナーと裏の影

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という感じの居酒屋で働いていたわけですが、オーナーの息子なる人物がたまーに店を覗きに来ることがありました。実際全く儲かってないし、少しでもバランス崩れたら赤字の店舗です。




店長にモノ申すわけでもなく、僕等にも笑顔で「お疲れさん~」と声をかけてくれました。



そんな中、店長と僕でお昼くらいに店の改装をしていた時のお話です。学校に行ってなかった僕は、営業外の業務もたまにやってました。その時にそのオーナー息子が来て、



「新しいメニュー表とか皿とか買い出し行くか~」



という感じで軽いノリで連れっててもらう事にしました。



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こんなのが止まっていて人生初のベンツを体感しました・・・当時19歳くらいですからね。笑

普段からやはり慣れているのか、高速道路を時速1〇0kmでぶっとばしていきます、後にも先にもこのスピードでガッツリ走ったことは無いです・・・(^^;



業務用販売店へと向かったら値段を見ずにちょっと高そうなメニュー表や串立て、中華鍋やお皿など次々に入れていきます。ちょうど改装ということもあったでしょうがそんなに使うか~と驚きを隠せません。




そんな感じで瞬く間に買い物を終え、またぶっ飛ばして帰っていきました。もうね、ヤ〇ザ・・・じゃなかった、怖い系の人としか思えませんでした。

オーナーはやはりあっち系なのか

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以上でした。特に面白エピソードというわけではないですが、謎の潰れない居酒屋の話。店長が1回だけ入社した際、オーナーのところへ連れて行かれたことがあるようでした。




もちろん年配のオーナー様でしたが、家になんちゃらの剥製があっただのどうのこうの・・・。ちなみに居酒屋の隣には、間違いなく何かの事務所的な建物がありましたよ。

いつも高級車がとまり、運転手みたいな人が毎回お姉さんを連れて焼き鳥注文していました。



まあ何とは言いませんがそういった裏の影がうごめく環境だったということでしょう、消されないうちにこの話は終わりにしようと思います。





最後にそんな経営不振な居酒屋でしたが、バイト側からしたら「パラダイス」でした。お客さん来ないのに給料もらえる、賄い食える環境。今は僕が経営者ですからそうならないような環境づくりを目指したいと思います。


ではでは昔話でした^^